「早い」と「速い」の違いがわからなくて困っていませんか?
「漢字で書こうとしてペンが止まってしまった」
「キーワードを打つ手が止まってしまった」
なんてこと、ありますよね。
そこで、今回は「早い」と「速い」の違いについてわかりやすく解説します。
「早い」と「速い」の意味と使い方の疑問をスッキリ解消。
正しい使い分けをしましょう!
「早い」と「速い」の違いとは何?

「早い」と「速い」の違いとは何でしょうか。
「早い」と「速い」の違いをひとことで言うと次のようになります。
- 早い:時間の進み方が早いこと
- 速い:ものごとの進み方が速いこと
つまり、「早い」と「速い」では意味や使い方が違うのです。
「早い」と「速い」という言葉は使い分けが難しい形容詞。
普段の生活の中でよく使う言葉ですので疑問を解消して正しい使い分けをしたいですね。
ということで、「早い」と「速い」の意味や使い方について、さらに詳しく見ていきましょう。
「早い」と「速い」の意味・使い方
「早い」と「速い」の意味や使い方。
まずは、「早い」の意味と使い方を知っておきましょう。
「早い」の意味と使い方を知る
「早い」にはどんな意味があるのでしょうか。
「早い」の意味
「早い」という言葉には、「時間の経過がはやい」という意味があります。
ある基準よりも時間的に先行している状態や、時間の経過が少ないことをあらわします。
また、ある基準よりも先行しなくても良いという意味で使われることもあります。
では、実際には「早い」はどんな使い方をするのでしょうか。
「早い」の使い方
「早い」の実際の使い方をいくつか挙げてみました。
- 朝早くから仕事に行く
- 予定より一年早く引っ越しをした
- あきらめるにはまだ早い
- 寝るにはまだ早い
- 彼に教えてもらうのが手っ取り早い
つぎに、「速い」の意味と使い方を知りましょう。
「速い」の意味と使い方を知る
「速い」にはどんな意味があるのでしょうか。
「速い」の意味
「速い」という言葉には、「ものごとや動作の進み方がはやい」という意味があります。
ものごとや動作がすみやかであることをあらわします。
では、「速い」はどんな使い方をするのでしょうか。
「速い」の使い方
「速い」の実際の使い方をいくつか挙げてみました。
- 君は足が速いね
- この川は流れが速い
- 頭の回転が速い人
- 仕事をこなすのが速い
- メールの返信が速い
では、あらためて「早い」と「速い」の正しい使い分け方をご紹介します。
「早い」と「速い」の正しい使い分け方
「早い」と「速い」正しい使い分け方は次の通りです。
- 早い:基準の時間よりも先行している場合に使うことが多い
- 速い:ものごとを行うのにかかる時間が少ない場合に使うことが多い
ちなみに、英語での使い分けは次のようになります。
- 早い:early
- 速い:fastもしくはquickly
まとめ
今回は、「早い」と「速い」の違いについてお伝えしました。
「早い」と「速い」の意味をもう一度確認しましょう。
「早い」には「時間の経過がはやい」という意味があります。
「速い」には「ものごとや動作の進み方がはやい」という意味があります。
この記事があなたの参考になれば幸いです。